アルバイトの社会保険
アルバイトと正社員の違いを挙げなさいと言われたら、保険と年金、と答える人が多いのではないでしょうか。そう、社会保険は確かにアルバイトと正社員とでは違いがあります。ですが、その2つの違いを明確に答えられる人は少ないのではないでしょうか。別項でもさらっとアルバイトの社会保険の仕組みを説明してありますが、ここではもう少し詳しく話したいと思います。社会保険とは健康保険と年金保険を合わせたものの総称。これらに加入することはアルバイトだろうと正社員だろうと、国民の義務となっています。正社員ならば話はとっても簡単。入社と同時に会社がアレコレしてくれて、気が付いたら健康保険料と厚生年金保険料が給料から天引きされています。アルバイトでも同様の手続は可能です。健康保険、厚生年金ともに正社員の労働時間の4分の3を超えれば、アルバイトでも加入することができるのです。フリーターならアルバイトでもこの条件を満たすことはそう難しくないでしょうし、雇い側に「社会保険に入りたいんですけど」などと直接相談してみてもいいでしょう。少なくとも社会保険に関してはアルバイトでありながら正社員と同じ立場になれるのです。では、正社員の労働時間の4分の3を超えないアルバイトはどうすればいいのか?その場合は国民健康保険と国民年金保険に加入する必要があります。国民健康保険と国民年金保険は会社員以外の人が加入する社会保険。アルバイトだけでなく自営業やフリーランスの人たちもこれに加入しています。会社員なら社会保険の手続は会社がささっとやってくれますが、国民健康保険と国民年金保険はそうはいきません。自分で手続をしなければならないのです。学生からそのままアルバイト暮らしになり、自分ではなんの手続もしていないのなら、親がやってくれている可能性があります。アルバイトの身で保険料を払うのが辛く親に払ってもらう分にはまあ、親がよければ問題はありませんが、せめて自分がどんな保険に毎月いくら払っているのかくらいは知っておきましょう。親に聞けばわかるはずです。会社勤めを辞めたからアルバイトを始めたのなら、手続は自分で行う必要があります。とりあえず退社時に会社から渡された書類一式を持って、近くの役所へ行きましょう。ちなみに、保険料の支払いは、会社員と違って天引きではありません。銀行振込か口座引落となります。国民健康保険と国民年金はいろいろと面倒です。健康保険、厚生年金保険に比べて保険料も高いですし……。許されるならアルバイト先の健康保険と厚生年金保険に加入することをおすすめします。
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